アメリカの若者らしい陽気さと行動力、それとは対照的に女性さえも側に寄せ付けないほどの美貌とクールさを漂わせたトムクルーズは、私にとってホントに眩しかった。
若い頃から映画スタートしての王道を突き進む存在自体、我が同年代にいることは驚きだった。
そして、その王道から外れないための
トムクルーズ独自な究極の”ライジングスター・エレベーション”を、
このあと御教えすることにしよう。
さらに、トムの存在自体に共感できるのは、彼が大胆でダイナミックなアクションと、計算された演技ではないナイーブな繊細さを兼ね備えているからなのだ。
その点で共通するものがあるかもしれない先輩俳優の名前が幾人か思い浮かぶ👇
私が思う歴代アメリカの輝いた映画俳優系譜には、
あのジャン・マイケル・ビンセントやウィリアム・カットがいるのだが、
トムクルーズには彼らを超えた”突き抜けた明るさ”がある。
それがトムから目が離せなくなる序章なのではないのか?
さあさあ、彼の魅力を今から深掘りしてみよう!!👇
トムクルーズ若い頃かわいい、んだなぁ〜これが!
最近の日本のバラエティ番組に出演した時に、芸人の徳井義実さんに
「(アクションシーンでの)トムの乳首、可愛い」と褒められて
彼自身大爆笑、頬を赤らめていたトムは素直で可愛かったなあ。(笑)
若い頃のトムクルーズね、
なんと言っても40年以上経った今でも語り草となっている
青春映画「卒業白書」(1983)でのワンシーン。両親がいなくなった家で開放感を爆発させ、
20歳ぐらいのトムがロックスターを気取った、”Old time Rock & Roll”に乗せて、
シャウトしたりワイシャツに白ブリ&白ソックスで家中をキレ良く踊りまくる姿が当時話題沸騰だった。
トムが即興でやってのけた振り付けは”小っ恥ずかしい”を通り抜けて、
今じゃあ即効”かわいい”と言える(笑)・・・嗚呼、お互い歳を取ったんだなあ。
トムクルーズの成功への足掛かり、とは?
「エンドレスラブ」(1981)でスクリーンデビューしたトムクルーズも、その容姿を重んじられた第一作のような起用のされ方が続いていたなら、これほどのスターになれていなかったと思う。
「エンドレスラブ」と同じ年に「タップス」で体制派に屈せずに徹底抗戦を主張しクライマックスでは軟弱派の同士に決別し、ただ一人マシンガンを乱射して命を散らす陸軍幼年学校の過激なレッドベレー帽隊員を演じ、
”若き日のマーロンブランド”
とトムは若い頃には言われていたこともあるのだ。
デビュー作とは打って変わったこの役を第二作目で演じたトムは「タップス」では準主役でありながら、当時脚光を浴び続けていた主演のティモシーハットンや、ジョージCスコットの存在さえも霞ませてしまうような強烈な魅力を発散してみせていた。
次作の「アウトサイダー」(1983)では、
それほど重要な役ではなかったにも関わらず、監督のフランシス・コッポラに気に入られ、続いて制作された「ランブルフィッシュ」への出演を依頼されたほどだった。
・・・コッポラ監督と言ったら、あのアルパチーノ主演「ゴッドファーザー」(1972)を取った監督だよ。
「ランブルフィッシュ」(1983)は、ミッキーローク(←詳しくはこちらをクリックしてね)が輝いていた頃の作品だよね。
それが、👇
痛快青春映画「卒業白書」(1983)に主演
「育ちのいい坊ちゃんから、ヒモまがいの”にわか企業家”に変身する若者の姿を描いた」ものである。
容姿からは想像できない現実を生きてきたという生き様が反映されている、と見た。10歳の時の両親の離婚、ハイスクール時代にレスリングの花形選手だったが負傷が元でスポーツを断念、さらには「卒業白書」で共演したレベッカ・デ・モーネィとの同棲と別れといった人生の辛酸を舐めたトムクルーズは、その思い出の一つ一つを胸に刻み、男として人間として大きく成長し、その断片をスクリーンに活写し続けているのだと思うのだ。
トムクルーズ若い頃の成長期と言える出演映画作品の中には
トムクルーズといえば、「トップガン」「ミッションインポッシブル」シリーズが
すぐに頭に浮かぶが、
アクションなら”アクション”、内面的に掘り下げた演技なら”演技”と、確固たるジャンルの区別をするアメリカ映画業界で、両方のジャンルを股にかけてスター街道を走り続けることは至難の技なのである。
今でこそ「トップガン マーヴェリック」(2022)が世界中で大ヒット、
この当時60歳を迎えても変わらないカッコよさを見せつけてくれたトムクルーズ。そんな彼は果たして、若い頃はどんな映画で、どんなカッコよさを発揮していたのか。
秀逸な映画「レインマン」(1988)で共演した名優ダスティン・ホフマンが
トムクルーズのことを語っている。
「あの顔でしょう、誰が見たっていかにも調子の良いプレイボーイ、って感じだけどこれが大違い。まじめで仕事熱心朝は体を鍛えるトレーニングを1時間。それから撮影で、これが終わるとまたトレーニング。そして夜中まで演技のことでうちに電話をかけてくる。あれほど真面目な男は見たことないね。」
・・・「ハスラー2」(1986)で共演したポール・ニューマンもトムに関して同じことを言っていたらしい。”まじめで仕事熱心”
お財布の中は空っぽでも心には野心がいっぱい。
そのブレない野心が顔に出て目がいつもギラギラ、というのがトムの演技の見せどころってわけだ。
当時のパラマウント社長が言ってた
「マットディロン、ロブロウ、チャーリーシーン、トーマスハウエル・・・と、色々いるがスターになって生き抜けるのはトムクルーズだけだと思う」のだと、
業界に長い社長さんは来日した1988年には、そう言い切っていた。
果たしてそれは大正解。
おっしゃったとおり、今やその通りになっている。
トムクルーズ独自な究極の”ライジングスター・エレベーション”
だが、
彼はポールニューマン、ダスティンホフマンなど名俳優であり、人生のメンターとなり得る人たちと共演し交友があり、可愛がられ彼らから得難い俳優エキスや経験を吸収してきた。
そのほかにも
「アフュー・グッドマン」(1992)ではジャック・ニコルソンと、
「ザ・ファーム」(1993)のジーン・ハックマンなど名優であり、
曲者(くせもの)と言われる、一癖二癖もある俳優と組んだりして
相当なブラッシュアップを経験してきたはずだ。
これこそ、トム独自の天運なのかもしれない!

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