ミッキー・ローク映画ナインハーフのセクシーキャラは1980年代の”時代の官能”だった!

  1980年代において、
 ミッキー・ローク自身の
セクシーな魅力を持ったキャラクターが
”時代の官能”と称され、

 2008年5月には、アメリカの映画専門サイトMovieFoneが発表した

「Sexiest Movie Couples of All Time(歴代映画のセクシーなカップル)」

において、この『ナインハーフ』でミッキー・ロークの演じたジョンとキム・ベイシンガーの演じたエリザベスのカップルが第1位となっている。

・・・ミッキー・ロークの出現は、
いやあ〜、衝撃的だったなあ!

「イケてる男性」ミッキー・ロークは、すごく大人で
”存在自体がキレイでイヤラシイ”って(素晴らしいという意味で)、


 私にとって生まれて初めて思えた人物だった。

プロフィール

Mickey Rourke  米国・ニューヨーク州 1952.9.16生誕

現在73歳、公称身長180cm

 19歳の頃に単身でニューヨークへ戻り、アクターズ・スタジオで演劇を学びながら小さな舞台に出演した。その後、ロサンゼルスへ移り1979年(ローク27歳の時)に映画「1941」でデビューする。

主な出演作・キャリアー

      『1941』(1979)で映画デビュー
      『白いドレスの女』(1981)
      『イヤー・オブ・ザ・ドラゴン』(1985)
      『ランブルフィッシュ』(1983)
      『レスラー』(2008)

 ミッキー・ロークは、『白いドレスの女』(1981)で爆弾を密造する男の役が評価されたのち、そののち映画「ダイナー」(1982)では全米映画批評家協会賞の助演男優賞を受賞している。

・・・但し、 映画「レスラー」でせっかく再注目されたチャンスをキャリアの再生につなげられなかったのには、昔から「やりづらい人」との評判があるようなクセの強い人柄の面も関係していると思われる。それは本人もわかっているらしく、心理カウンセリングに通うなど、それなりに努力をしてはきたようであるが。 

彼の代表作”ナインハーフ”(1986)

この作品の原作は、
ニューヨーク在住の若い女性エグゼクティヴ、
エリザベス・マクニールが書いた『ある愛の記憶~飼われた猫のように』
というエロティック小説である。

 この小説を基にエイドリアン・ライン監督は、
舞台を”当時の”ニューヨークに置き換え、ヤッピーとキャリアウーマンの物語に設定した。
 日本でも、あのバブル時代──。

・・・男と女はスタイリッシュな出逢いやゲーム感覚の恋愛に夢中になり、それに紐づくファッションやレストラン、住空間と健康管理、音楽やアートといった情報にやたらと詳しくなっていた背景がある。

ミッキー・ローク演じるウォール街の成功者の奇行は、
一歩間違えればクリスチャン・ベールが演じた「アメリカンサイコにも似た
狂気が見え隠れする。そこには生活感も労働感も一切ない。

 ストーリーは、肉体関係の虜になった男と女の9週間半を描いている。

 謎多き金融ブローカーのエグゼクティヴ、ジョン(ミッキー・ローク)は「君は僕の分身だ」とささやき、アートギャラリーで働くエリザベス(キム・ベイシンガー)に、あらゆるエロティックな仕掛けで翻弄し、共有していくことになるのだ。
 エリザベスはニューヨークの中華料理店で、初めてジョンと出会う。エリザベスは、フリーマーケットで見かけたスカーフに魅了されるが高価なため買うことを断念する。

 ジョンはその高価なスカーフをエリザベスに贈り、予期せぬタイミングで彼女の心を掴んでしまった。二人は交際を始めるが、エリザベスは次第にジョンの特異な行動にさらされるようになっていく。時には男装や万引きを強要されても、エリザベスは戸惑いや怒りを感じながら”自己を解放するかのように”受け入れていく。

 しかし、世話好きでサディスティック嗜好なジョンのリクエストは、次第にエスカレートしていくのであった。

・・・劇中”プレイ”中でも、氷を身体の上で滑らす”ナインハーフごっこ”が話題になっていた。

 この作品の特徴は、男女の精神的なつながりなどを描くことがなく、ただただ、

お互いの欲望を満たす相手として描いていることである。

そのドロドロした関係をスタイリッシュな映像でクールに、ドライに描き切っているのが、名作映画”ナインハーフ”なのである。

  何と言っても、
 ミッキー・ロークの本来のセクシーさ(クラクラする)と、
キム・ベイシンガーの目覚めていくセクシーさが際立つ
あの時代の官能”が織りなす、

 観客の心を掴んで引きずり込まれるシーンの連続こそ

が、この映画の醍醐味なのだ。

・・・しっかし、肉体関係による孤独や空虚の穴埋めには、
生活感も労働感も一切なく、あるのは性の欲望だけのような気がするのは、鑑賞後にわかるのかもしれない。
 私がこの作品で観たものは、”別世界での大人事情”といったらわかりやすいだろうか。日本のサブカルチャーも成熟していなかった時代で。

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