ブラッドピットのセブンはまさにサイコ領域!あなたはそこに頭を差し入れることになる!!

 1995年、ブラッドピット31歳の時に出演した「セブン」

ブラッドは同作を素晴らしい映画と言い、自分の演技の幅が広がったと語っている

この作品は沢山の批評家からも評価されており、
ブラッドが「粘り強く精力的な刑事」を体を張って表現したことを絶賛した

「バラエティ」誌には”彼の演技はベスト”と評価されている。
「セブン」は全世界の興行成績で3億2700万ドルを売り上げた大ヒット映画であった。

 ・・・当時ものすごい衝撃を与えた反転スリラー映画で、90年代の犯罪映画を語る上で欠かせない名作と言えるだろう。
 この映画の夫人役で出演したグウィネス・バルトローとは、この撮影をきっかけに関係が深まり、恋人同士になって、3年ほど恋愛関係になったようだ。

ブラッドピットの彼女歴代

・・・私はブラッドピットの歴代彼女の中でも、この映画「セブン」で共演したグウィネス・バルトロウが一番好感が持てるのだが、ブラッドは当時
彼女と恋に落ち、時代のアイコンとしてメディアを賑わせることになった。
 「セブン」のプロデユーサーのアーノルド・コベルソンは、彼女についてこんな話をしている。
「トレーシー役に何人かの女優に会ったが、ブラッドはずっとグウィネスのオーディションを言い続けていた。つまり彼女の起用はブラッドの希望だったのだ。
 グウィネスは華やかなタイプの女優ではないけれど、そこにいるのが当然かなと思いたくなる存在感がある
素晴らしくハンサムなブラッドがナチュラルなグウィネスのような女性を選んだところが面白い。
」と。
・・・私が忘れられないシーンがある。
彼女が演じたトレーシーは、夫のためであると同時に、友達のいない寂しさから先輩刑事サマセット役のモーガンフリーマンに親しみを感じていた。
夕食に招待されたモーガンとブラッドとグウィネスの3人がワインを飲み、電車が通るたびに振動する家を笑うシーンは心温まる、
とても微笑ましいシーンだ。
それこそグウィネスがそこにいるのが当然かと思わせる存在感を、ナチュラルに醸し出していた。

その振動する原因の話では、”地下鉄”だという。
不動産屋に騙され、地下鉄が通る揺れを感じさせないうちに早々に内見を終わらされたというエピソードが語られると、
「失礼」と思いながらもサマセットは大笑いしてしまうのだった。
これを機に、サマセットとミルズの距離は縮まっていった。
こんな家庭的なシーンがあるからこそ、ラストの恐ろしさとブラッド演じるミルズ刑事の怒りが何倍にも感じられるのだ。

 二人は“イット・カップル”として注目を集め、その後1996年12月20日に婚約をするも、1997年には別れを選択している。

ブラッドピットの「セブン」のネタバレ。

ここより先はサイコ領域、あなたはそこに頭を差し入れることになるぞ!

その斬新で衝撃的な内容から1995年8月の全米公開と同時に4週連続No. 1のスマッシュヒットを放った、映画史上に残るサイコサスペンスの傑作が登場した。

舞台はとある大都会。
雨が降りしきる中でまた新たな殺人事件が発生し、退職間近のベテラン刑事サマセットと赴任直後の新人刑事ミルズが現場に向かう。そこで二人が見たものは、極度に肥満した大男の無惨な死体と、GLUTTONY=大食という文字が残された殺害現場の異様な光景だった。

・・・映画「羊たちの沈黙」の時もそうだったが、悲惨な現場の光景が重々しくて早くも胸糞悪くなった。ホラーなどに慣れていない者にとっては、始めから後悔したような気持ちになった。
 そして間髪を入れずに殺人事件は次々と起こり、サマセットは犯人がキリスト教における”七つの大罪”に基づき殺人を繰り返していることを確信する。
果たして、完璧なアートのような殺戮を見せつける、犯罪史上類を見ない冷酷な連続殺人犯は一体誰なのか?
こんなふうに、
 類まれな前衛的ビジュアルセンスに加え、ノイズを駆使したアバンギャルドな音響設計でも才能を発揮し、これまで見たこともない映像世界をこの映画で構築してみせた
デビット・フィンチャー監督の手腕って、”凄い”の一語!!
・・・いよいよ、ドヨ〜ンと気持ち悪くなってきた。
デビット・フィンチャー監督の意図が観客にその様な重苦しい気分にさせることなのだったら、私などイチコロに胃の一番で不快感の沼に突き落とされてしまうのだろう。
犯人の目的は?
操作を続ける2人の刑事に犯人のワナが忍び寄り、物語はついに想像を絶する驚愕のクライマックスへと加速していくのだ。
・・・追い詰めるはずの刑事が逆襲されて被害者になっていく展開って、ヒーローを求めるどころじゃない悲壮感を感じさせている。自分はホント気持ち悪くなっていた。
 この作品のエンドタイトルに流れるテーマを、デビットボウイが歌っているのも話題になった。

ブラッドピット髪形セブン

 この作品ではブラッドピットが、初の刑事役に並々ならぬ意欲を見せ新境地を開拓した作品だ。
よって役作りに、
「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」(1994)や「レジェンド・オブ・フォール」(1994)では肩にかかっていた髪を、ツンツンのショートヘアに刈り上げて、シャープさを際立たせていた。
 その効果もあってか、
決して明るくはないけれどスタイリッシュな映像の中で、若さと健康が結晶したブラッドの端正な顔が強い印象を残していた。暗い部屋で懐中電灯がスポットライトのようにブラッドの顔を浮かび上がらせる、凝ったシーンがあったが彼の短髪の凛々しさが際立っていた。

・・・但しだ、
 もし背の高いイケメンじゃなくても、この映画出演のブラッドピットのように”男らしい見た目の男”が好きなら、ブラッドが魅力的に見えるのはわかる。 でも、多くの人が共有する個人的な好みって、変な結論に繋がったりするから注意が必要

この映画でブラッドピットが犬と戯れるシーンがある。

ミルズ夫人・トレーシーが呆れ顔で彼を見ている。
「仕事から帰ると彼は、ああなのよ」と夕食に招待した先輩刑事サマセット役のモーガン・フリーマンに微笑みかける。

家の中を見てみると、部屋の大きさには似合わないほどに多頭の犬を飼っている。

・・・私はブラッド演じる新人ミルズ刑事の犬と戯れるこのシーンが大好きだ。👇

仕事が終わって妻が待つ我が家のアパートに帰れば、

抱えきれないミルズ自身の不安や苦悩を、邪気のない犬たちに癒してもらおうとするかのように狭い一室に飼っているダルメシアン白地に黒や茶色の斑点模様が特徴の大型犬。元々は馬車の御者犬や猟犬として活躍し、高い運動能力と忠実な性格を持つの群れの中へダイブして大の字になる。
 人間の苦悩などお構いなしに、犬たちは彼に愛情表現を示し、貪りつくように乱暴にも乗っかってくる(笑)

まるでブラッドピット自身の煩悩も癒してくれているかのように。

インタビューにてこの時期のセブン出演前、ブラッドは演技に対して苦悩を抱えていて、

「いくつかの仕事はあまりいい経験ではなかった」と告白する。当時は未来が見えず、苦しい時間を過ごしていたそうだ。

しかし、そんなときに出会ったのが『セブン』の脚本だった。
ブラッドが”親友であり、マネージャーであり、今では姉のような”存在だというシンシア・ペット=ダンテから「読むべきだ」と薦められたのだという。

その後、監督のデヴィッド・フィンチャーと会い、彼から映画について、今まで聞いたことのないような話を聞いたとブラッドは話す。

この経験によって」、ブラッドは「セブン」への出演を決意した。
「以前の情熱が戻ってきた」とのことだ。

こうして出演した「セブン」はブラッドの新たな代表作となり、
フィンチャー監督とはファイト・クラブ」(1999 ←コチラをクリックしてねや「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」(2008)でも仕事をしている。

ブラッドピットの「セブン」最後のシーンは映画史上に残る!

味わい深い風格を漂わせ作品に重厚感を与えているベテラン刑事役モーガンフリーマンの存在が、ブラットピットもモーガンの懐に懐に抱き抱えられるようにピタリとハマっていた。

 ・・・欲望にただれた、雨煙にけむる、
どこともとれない、またどこにでもある廃れゆく大都市はまさに
”リアルな異世界”なのである。しかもフレームに切り取られたシーンはどこをとっても「ノワール」の”絵”になっているのだ。しかも、”緊迫した絵”に!

映画の終盤で、サマセットとミルズのもとに、“ジョン・ドウ”を名乗る男(ケヴィン・スペイシー)が自首してくる。
 

 彼との取引に応じ、サマセットとミルズがドウを連れて荒野に向かうと、そこにひとつの小箱が届けられた。サマセットが箱を開けると、そこに見えたのは血痕。箱の中には、ミルズの妻トレイシー(グウィネス・パルトロウ)の首が入っていたのだ。

だが、監督のフィンチャーは、演出でトレイシーの首を直接見せることはしていない。

・・・撮影では何度もテイクを重ねたようである。
命乞いをしたお腹の赤ちゃんまで殺してしまった、とは。
見た瞬間、私は叫び声を劇場で噛み殺した。うずくまった。
心底気持ち悪くなった。
 製作から30年を経てなお熱狂的に支持されているというこの作品
美形ブラッドピットと渋いモーガンフリーマンという、まるで持ち味の違う2人の俳優が恐怖に満ちた事件を追っている、とても良くできたサイコスリラーが「セブン」である。
スクリーン上に浮かび上がる連続した
身の毛もよだつシーンに圧倒されながら
も、俳優たちの演技から目を逸らさないでいたい。

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