”イケオジ”の代名詞、
デンマーク人俳優のマッツ・ミッケルセンも確かにイケオジの王道を往く渋みを讃えているけど、
私のイチオシ&イケオジ・1等賞推しは、
このバリー・アトスマ。
プロフィール
Barry Atsma 英国・南ロンドン ブロムリー 1972.12.29生誕
主な出演作:LOFT 完全なる嘘(2012)←アマプラ配信中
ミッドナイトチェイス(2014)
口角の上がったニヒルなスマイルは、
誰も真似できない誰もを惹きつける”中年男性の魅力”がある一方で、
はたまた”悪魔のような”男の色気で、
女性を魅了し続けているのである。
そう、それが、バリー・アトスマ!!
『LOFT 完全なる嘘(トリック)』(2008)
バリーは今、オランダの俳優として活躍しているが、
彼が出演した『LOFT 完全なる嘘(トリック)』(2008制作 日本では2012公開)の原作は、ベルギーで大ヒット。
”十人に一人は観ている”という人気作品となっている。
この作品の好評価を受けて、ハリウッドでは2014年にリメイク版『バーフェクトルーム』が制作・公開されている。
Barry Atsmaとは、
TV シリーズ『 Rozengeur & Wodka Lime』 と映画『 The Black Book』 での役により、オランダで知名度を上げるようになった。
彼はこの作品で、”金の子牛”と”レンブラント賞”の両方の賞をを受賞するほどの実力を発揮しているのである。
オリジナルは2008年のベルギーの傑作サスペンス。
2008年『ロフト』(ベルギー)
2010年『LOFT 完全なる嘘(トリック)』(←オランダ・リメイク版)
バリーアトスマは、このオランダ版に主演。
2014年『パーフェクトルーム』(← ハリウッド・リメイク版)
オランダ・リメイク版の、この作品は5人の男たちが情事を楽しむために共有していた秘密の部屋で発見された女性の全裸死体をめぐって、互いに疑心暗鬼になりながらも犯人を捜すさまを描いている。
”どんでん返し”としてのワクワク感の仕上がりは良好で、
ミステリー要素も豊富でシンプルに飽きさせない。
但し、ストーリーの割には登場人物が多いのが難点である。
妻も愛人も娼婦も皆、最終的にはマティアス(バリー・アトスマ)になびいて、肉体関係を持ってしまっていた!?という秘密が明かされ、
二転三転していく腹の探り合いから悲惨なラストまでグイグイ引き込まれていくところが面白かった。

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