ダニエルクレイグ映画おすすめクィアさらに若い頃は?身長って?

ダニエルクレイグの身長は(公称)、 178cm である

そんな彼が007役のために肉体改造までして役に臨んでいたのは、多くの人が知るところである。劇中、観客の心理を深掘りしてみればコチラ↓

今さら言うまでもなく「007」で客が最も固唾を飲むシーンは、ジェームスボンドのアクションではなく、拷問を受ける場面なのだ。

そして小説家ウィリアムSバロウズの作品中のセリフには、「スパイの最高の隠れ蓑はゲイになることである」というのがある。

・・・伏線を張り過ぎた感があるが(苦笑)、
ダニエルの若い頃からの出演歴を辿りながら、彼の新たなる挑戦に目を向けてみよう!

プロフィール

Daniel Craig  英国チェスター出身 1968.3.2 生誕 57歳

彼が4歳の時、両親は離婚し、母と姉と共にリヴァプールへ移住した。
母親と共にエブリマン・シアターを頻繁に訪れたことで、ダニエルは演劇に対する憧れを持つ。

着実に俳優としての実績を積んでいった↓

16歳の時にロンドンに移り、青少年の演劇能力を育てるナショナルユースシアターとギルドホール音楽演劇学校で、演劇を学び、
1991年、23歳で演劇学校を卒業する。

その後は舞台を中心に演技経験を積み徐々にテレビでの露出も増えていった。
1992年、24歳で映画「パワーオブワン」でスクリーンデビュー
1998年「愛の悪魔/フランシスベーコンの歪んだ肖像」にて、エジンバラ国際映画祭最優秀演技賞を受賞

2000年、32歳で映画「Some Voices」(日本未公開)では、ブリティッシュインデペンデントフィルム賞最優秀賞受賞

さらに
2004年、36歳の時「Jの悲劇」でロンドン批評家協会賞最優秀英国男優賞を受賞するなど業界で評価を高めていった。

その他
アンジェリーナジョリー主演「トゥームレイダー」や
当時38歳で映画「ミュンヘン」(2006年公開)など米国メジャー作品への出演も増えていった。

映画「007 カジノロワイヤル」出演

映画「007 カジノロワイヤル」(2006)での大成功で、一気にブレイクしたダニエルクレイグは、その後「ライラの冒険 黄金の羅針盤」(2007)や「カウボーイ&エイリアン」(2011)などに出演。

「ナイブズアウト/名探偵と刃の館の秘密」(2019)で米国ゴールデングローブ賞ノミネート。

このような堅実なキャリアを積み重ねてきた俳優ダニエルクレイグの新たな挑戦とは

おすすめ映画 ジェームズボンドを振り切るような役に挑戦!

ルカグァルダーニ監督と知り合ったのは20年前、いつか一緒に仕事をしようと話をしていたものが、まさかこのような作品になるとは思ってもみなかった、という。

ダニエルクレイグ:主人公リーの、彼のとても複雑なところに惹かれた。そして彼にはどこか無垢なところがあって、そこにも惹かれたという。彼のぎこちないところは、人生の全てがうまくいっていなかった10代の頃の自分を思い出して演じてみようと思った、という。

ダニエルクレイグ主演作で私のおすすめ映画は、

〜一途な恋のために、地の果てまでも行く男の物語、
映画「クィア※/Queer」 (2024公開)、 共演ドリュー・スターキー

※クィア(queer):元々は「奇妙な」といった意味を持つ同性愛者等に対する侮辱的な言葉だったが、性的マイノリティの当事者がこの言葉を取り戻し、「ふつう」や「あたりまえ」など規範とされる性のあり方に当てはまらないジェンダーやセクシュアリティを包括的に表す言葉として使われている。

・・・私は劇場公開初日にこの映画「クィア」を観ている。
”007俳優”がどんなふうにこの役柄をさばいてくれたのか期待しながら(笑)。

 ”ジェームスボンド”のあの壮絶でヒロイックな死のあとで蘇ったダニエルクレイグが、こんなにも愛らしく切実なバロウズ作品で変身するとは・・・。この作品は原作をほぼ忠実になぞってはいるが、小説では主人公リーはこんなにキュートではないし、恋人役のユージーンだって、あんなふうに優しくもない。

原作は、ウィリアムバロウズの小説「クィア」

 ルカ・グァルダーニ監督は、幼い頃から熱心な読書家で、小説「クィア」との最初の出会いは、10代の頃であり、映画としての可能性があるとすぐに感じ取ったという。こうして21歳の時から映画化を着々と進めてきたという。彼がかなり前に執筆した脚本は、フロッピーディスクに保存されて保管されている、とのことだ。

ダニエルクレイグは言う、
「多くの人と同様に、バロウズは公には知識人であり詩人というイメージで通していた」

ダニエルは、「クィア」の脚本として仕上がった原稿を読み、メキシコシティのざわめきや夜の通りで闘鶏をみる群衆のなかで、恋人役俳優を引き寄せるどこか宇宙的な陶酔感を想像してみた、というのだ。

主人公リーを持って危うさを持った原作者バロウズがダニエルによって描き出されるが、それに対して

背が高く、優美さをたたえ、控えめな若者ユージーン。

それほど魅力的なこの作品の恋人役”男優とは、

”007俳優”の恋人役男優オーディションは大激戦!!

ダニエルクレイグが演じる”繊細な”リーの相手役としてのユージーンを選ぶことは、この作品にとって非常に重要な決断であり、最終的に300人の俳優の中から選ばれた。

1993年生まれの当時30歳。米国ノースカロライナ州出身でNetflix「アウターバンクス」シリーズで注目を集めた俳優

 ドリュースターキーDrew Starkeyが、この役を射止めた。

役作りで主演二人の絆を築く

映画「クィア※/Queer」が歳も人生経験もはるかに違う二人の男性の間に芽生えるロマンスの物語として成功するためには、撮影が始まる前にこの主演俳優二人の間に身体的または感情的な絆街生まれ、育っていくことが不可欠だった。

ダニエルとドリューは、幻想的にお互いが体を重ねていくという終盤のシーンへ向けた”動きのトレーニング”を受ける中で、この映画の中で親密でキワドイシーンに対してもこだわりなく向き合うことができた、と語っている。

・・・この作品のラブシーンでは、二人の”滲み出る優しさ”が印象に残っている
007役を卒業したら、この作品のように若手俳優の”指南役”という役の振られ方も多くなるのではないだろうか?
ダニエルクレイグの円熟味が増していく演技を、ますます期待したい!!

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