私もこの映画「ボディガード」(1992)は何回見たことか(笑)
スター歌手にとって抑圧されたプライベートの時間に、ケビンコスナー演じるボディガードが自分を守ってくれる”特別な存在”に見えてくる、というまさに
”色褪せない王道のラブストーリー”が劇場の大スクリーンにピタリとハマって見えた。
「私はかつてあなたのボディーガードでしたが、貴女はすぐに行ってしまいました。
しかし、天国への道には、天使たちがボディガードになってくれるでしょうし、神の前で歌うときもあなたは十分に上手く歌えることでしょう。」
・・・共に映画を作り上げた戦友を憶う振り絞る気持ちが込められていたね。
プロフィール
Kevin Costner 米国 ロサンゼルス郊外リンウッド 1955.1.18生誕
現在71歳、公称 身長185cm
野球好きで知的な美青年、
そしてタフで誠実な役柄を演じる爽やかな人柄が魅力というイメージ。
俳優業だけでなく、カントリーロックバンドの活動も行っている。
アカデミー賞を受賞し世界的スターの地位を確立したのは、
1990年の初監督・主演作「ダンス・ウィズ・ウルブズ」であり、
その後、後述の「ボディガード」(1992)などの大ヒット作で人気を不動のものとしたのだった。
主な出演作:
シルバラード(1985)
フィールド・オブ・ドリームス(1989)
ダンス・ウィズ・ウルブス(1990)
パーフェクト・ワールド(1993)
ケビン・コスナーは長い下積みの後、『アンタッチャブル』(1987)の主演に抜擢され、名優ショーンコネリーやロバート・デ・ニーロを相手に正義感溢れる主人公を演じる。
そして、”ゲイリークーパーの再来”と評価され、
遅咲きながらハリウッドのトップスターの仲間入りをした。
だが私生活では、
コスナーは大学時代の恋人シンディ・シルバと1978年に結婚。
3人の子どもをもうけるが1994年に離婚している。 映画「ウォーターワールド」の撮影中にロケ地のハワイでフラダンサーと不倫騒動を起こしたことが理由だった。
コスナーは離婚に際して、シルバに8,000万ドル(約109億円)の慰謝料を払ったと言われている。
映画「ボディガード」(1992)に主演する
「ボディガード」のコスナーには、ファッションスタイルや短いクールカットの髪型、リアクションや身のこなしなど、
スティーヴ・マックイーンの影響が見てとれる。
それもそのはず、もともと『ボディガード』は、スティーヴ・マックイーン主演の企画として脚本が書かれた作品だからだ。
この作品『ボディガード』(原題:The Bodyguard 1992)は、
俳優ケビン・コスナーと女性歌手ホイットニー・ヒューストンが共演し、大ヒットしたロマンティック&サスペンス映画である。
しかし、脚本当初はスティーヴ・マックイーン、ダイアナ・ロスの主演を想定して書かれていたが、映画化は難航し、お蔵入りしていた。
『ボディガード』の脚本に再び光が当たったのは、ケヴィン・コスナーが製作に乗り出してからであった。それは、脚本が書かれて15年後のことである。
ケビンとてアカデミー賞に輝くプロデューサーだけあって、
彼の2つの提言が結果としてこの映画を大ヒットに導くことになった。
それは、オリジナルの脚本が主演に想定していたダイアナ・ロスに代わるスーパースター役にホイットニー・ヒューストンを推薦したこと。
そして彼女に「オールウェイズ・ラヴ・ユー」の導入部を見事な歌唱力により、アカペラで歌わせたこと、である。
ストーリーは、凄腕ボディガードが警護についたスーパースターと恋に落ちる
というものである。
ビジネス的に考えるとありえない展開だが、
主演が”男盛り37歳のケヴィン・コスナー”、
相手役が
このときキャリアの絶頂期だったホイットニー・ヒューストンとすれば、
想定越えに”スクリーン映え”するのは確実であると言えた。
これが、映画初出演となったホイットニーの歌唱は大当たり。主題歌「オールウェイズ・ラブ・ユー」は特に、グラミー賞をはじめとしたその年のあらゆる音楽賞を総なめにしている。
「ボディガード」秘話
この映画『ボディガード』の脚本は、1975年頃にローレンス・カスダンが、コピーライターとして働きながら休日や夜間に推敲を重ねて執筆したものである。
・・・映画『ボディガード』は、マックイーンが主演した『ブリット』(68)にも似ていると思う。
それから(脚本を書いた1975年から)
「17年経って、僕と同じくマックイーンを敬愛していた盟友であるケヴィン・コスナーが主演する映画になったのだから、不思議なものだよね」と、
歳月を経てコスナーが主演したことについてカスダンは述懐しているのだ。
映画「ふたりで終わらせる」(2024)に出演、主人公の初恋の人で大人になって再会するアトラスを好演していたブランドン・スキナーなのではないかと私は思っている。

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