ザックエフロン現在映画ミュージカルスターの輝きは控えめに演技派へ

 ザックエフロン最新作映画は、2025年10月10日公開予定の
「バトルフィールド Battlefield」

この作品は、ジミーバトラーetcとの共演で、迷彩服を着ながら派手に戦いまくる屈強なザックの姿が見られる。最近の、インスタ・オフショットの彼の動画を見ても、かなりワークアウトして筋肉武装した(?)彼のボディメイクと努力がうかがえる。

・・・それにしても、
強烈なイメージを与えた大ヒット作「ハイスクールミュージカル」の成功イメージからの脱皮は映画俳優として必須。
ザックエフロンの現在(いま)、青い目をした”オールアメリカンボーイ”のイメージからの脱出は、どことなく先輩俳優トムクルーズのたどっている後先を感じさせる。

さらに、ザックのファンにとって一番気になるのは、近年の”容姿の変貌”なのではないだろうか?これも、最後にお伝えしていこう。

近年の作品チョイスには驚かされるものも多いが、
ミュージカルスターの輝きは控えめに演技派へ
としても歩き出した

ザックの人間的成長の歩みともなっている映画「アイアンクロー」から見ていこう!!

プロフィール

Zac Efron(本名:ザカリー・デイヴィッド・アレクサンダー・エフロン、Zachary David Alexander Efron)米国・カリフォルニア州サンルイスオビスポ出身 1987.10.18生誕  38歳

主な出演作:

11歳から子役として活動
テレビ映画『ミラクル・ラン』(2004)
ディズニーチャンネル・オリジナルムービーとして初上映された
テレビ映画『ハイスクールミュージカル』(2006)
きみがくれた未来(2010)
ベイウォッチ(2017)
グレイテストショーマン(2017)
アイアンクロー(2023)

ハリウッドきっての人格者はミュージカルブームに乗って!

・・・18年前にティーンエイジャーの心を摑むミュージカル・ブームに乗った

 彼は今、ハリウッドきっての人格者のひとりとして知られている。このザック・エフロンのパーソナリティー称賛に値する点のひとつは、若いうちからスターダムの頂点へ駆け上ったことなのである。
一般人とは、有名人のプライベートの詳細まで知りたがり、彼らの浮き沈みすら気にかけるという傾向がある。そうした思惑の浮き沈みの中でエフロンが11歳の子役の頃からショービズの世界を歩き始めてきているというのに、彼がまったくの賢く思慮分別を身につけてきたというのは驚きでもある。

 まだ10代だったエフロンは、
社会現象となったミュージカル映画『ハイスクール・ミュージカル』(2006年)で、一躍注目の的となったのだが、
それ以来、若きスターとしてマスコミや熱狂的なファンから視線を浴び、かつてないほどにさまざまな危険にさらされることになったであろう
に、だ。

彼はこれまでのキャリアで、コミカルな役とロマンチックな役、ドラマチックな役を、華麗に行き来してこなしてきていた。

主演映画『アイアンクロー』公開

ザックが主演した映画『アイアンクロー』(日本では2024年4月5日公開)では、彼がプロレスラーの役作りのために、肉体的にも精神的にも極限まで自分を追い込んだことが知られている。(☝️詳しくはコチラをクリック)

80年代に実在したプロレスラー一家、フォン・エリック・ファミリーを追ったこの作品で、ザックは次男(長男ジャック・ジュニアは幼少期に事故死しているため、プロレスラーのフォン・エリック兄弟としては長男)にあたる、ケビン・フォン・エリックを演じた。

・・・プロレス好きの私も劇場公開前から、ストーリーは把握していたもののミュージカルスター・ザックエフロンが果たしてこの長男役をどうさばいているのかワクワクしていたものだ。
そして私は、公開日に劇場で彼の演技を目の当たりにした!
スタジオA24製作のこの作品でザック・エフロンが演じるのは、温かいハートの持ち主で弟たちをまとめるケビンであった。
 完璧な肉体改造を披露する一方で、繊細な内面を見事に表現しており、

”キャリア史上最高の演技”との呼び声も高い。

・・・実際のところ、溢れる兄弟愛と弟たちの優れたタレント性への嫉妬との板挟みにあいながら、その心理的な葛藤を控えめな演技で表現するのは、かなり難しいことに違いない。ましてやこれまでのキャリアでの、エンタメ性全開なミュージカルでのパフォーマンスとの振れ幅といえば、ハンパないものであったと想像される。

フォン・エリック一家は父フリッツの指導のもと“史上最強”を目指して栄光を摑んでいくが、やがて信じがたい悲劇に見舞われていくのである
アイアンクロー』という題名は、

父フリッツが生み出し息子たちに継承された必殺技(両手で相手の頭を鷲摑みにする)に由来するが、息子たちに対して持つ圧倒的な”支配力のメタファー”としても君臨していた。

ザックの繊細な心理描写表現で、”根性論”ではないプロレス映画が表現するもの

映画のストーリーとしては息子たちが中心となるが、フリッツの父親としての責任や、息子たちを押さえつけたり支配したりすることの意味を問う作品であった

フォン・エリック兄弟は、父親から認められたいがゆえ、どんなに厳しくされ、非情な価値観を植えつけられても、父親を信じ愛するのである。

ザックはこう語る。

フォン・エリック兄弟の物語の見どころは、プロレスの頂点への栄光の道のりなんだよ
テキサスにいたらカメラにも映らないような時代に、彼らはトップレスラーとして”ひとつの王朝”を築き上げたんだ。初めのうちはアウトサイダーだった彼らが道を切り拓いていくことができたのは、非情でありながらも彼らにとって優れたコーチだった父親の存在があったからなんだ。今の時代だったら到底ありえない関係だろうね。父親の夢と希望を叶えるために、兄弟全員が恐ろしいほど支配されていたんだよ。

・・・う〜ん、
フォン・エリック兄弟の父親の存在の大きさと兄弟のもがきが、ひしひしと迫ってくる演技表現だよねえ。

ロスト”天使のルックス”、歩き出している”実力派俳優”への道

・・・濃い上がり眉、キラキラのブルーアイズ、”王子様オーラ全開”だった青春スターは、既にもう歩き出している。

かつて「ハイスクールミュージカル」第1作の段階では第2次成長の”声変わり”で高音が出なかった生理現象のエピソードのある彼も30代になり、

 今度は加齢による人間生理のホルモンバランスの変化によりアンチエイジング対策に注意する年代になってきたのだ。

 大ヒット作「ハイスクールミュージカル」の当たり役トロイからのファンなら尚更だが、ザックファンにとって気になる近年の”容姿の変貌”について
アクションスター志向による肉体改造からか、顔カラダが明らかにゴツくなってきているのがわかるだろう。
すわ、美容整形外科の施術を受けたのではないか?と
懸念の声が上がる中、反論する機会があれば徹底的に説明するべきだとの友人レオナルド・ディカプリオの助言に基づいてザックが実際にコメントしたところによれば、

「家の中で靴下を履いて走り回っている時に滑って転んで、顎を酷く打ち付け、救急車で運ばれた。2度の整形外科手術を受けた」

というものだった。
アゴの骨が、ぶら下がる程の大怪我だったらしい。

 子役からの”天使のルックス”で築いたキャリアーは、
次なる肉体派アクションスターへの道や、
心迫る演技派への道に転換されようとしている。

 実にザックの将来の方向性に関する志は強く、元恋人バネッサ・ハジェンズとの破局の一因にも”俳優としての方向性の違い”が挙げられていたのだった。

ザックの現在(いま)に、ミュージカル作品へのカムバックを期待

最近では、Netflixで配信される『A Family Affair』に出演し、ニコール・キッドマンとジョーイ・キングとの共演を果たしているのだが、同作のLAプレミアでThe Hollywood Reporterからいつミュージカル作品に戻って来るのか?と聞かれると

  ザックより、

「時間の問題だと思います。またぜひミュージカル作品をやりたいからです」と明かし、

将来再びミュージカル作品に出演する可能性があることを示唆したのだった。

 

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