アルパチーノ現在と昔じゃ天使と悪魔

この人、アルパチーノには”天使と悪魔”の顔の両側面があり結婚しないという、かなりグレイゾーンなところもある。

アルパチーノの現在

アルパチーノはハリウッドスターにも関わらず、豪邸もなく、高級車にも乗らない。40年前に購入した古い家に今も住み続けている。
現在85歳なのだから、お腹の出た良いオジサンとなっており、歩くことも大変なのではないかという容貌である。2年前にパートナーとの間にできた生涯第4子が誕生した83歳にしてまたも共同養育者の父親の立場で、息子の世話を焼いているようだ。
(アルパチーノには、演技コーチのジャン・タラントとの間に34歳の娘がおり、女優のビヴァリー・ダンジェロとの間には22歳になる双子の男女をもうけている。53歳年下の恋人ノア・アルファラとの間に生まれた男の子は生涯第4子だという)

そして、人々は彼が財産を騙し取られたのではあるまいかと心配したが、彼はお金を全く違うところで使っていた。(70代で自己破産を経験し、お金のために望まない映画に出演せざるを得なくなっていた事実はある)

アルパチーノが社会へ対して見せる”天使の顔”とは、

彼は静かに教育基金を設立し、10年間で数千人の学生に奨学金を支援してきた。さらに低所得課程などのために個人で1億ドル(約150億円)以上を寄付している。彼はかつてこう語ったのだ。
「高級品を買うよりも自分が意味があると感じる場所に使う方が好きだ。残りの人生もそうやって生きていきたい」と。

映画「ディアボロス/悪魔の扉」(1997)で”悪魔”を演じる

・・・この映画、劇場で観て「怖かったよー」アルパチーノがぁ!

この作品でキアヌリーブスW主演、オールバックヘアにキメキメのゼニアのスーツ姿で、エグゼクティブな弁護士役で二人は親子の設定。
実際アルパチーノとキアヌリーブスは、パチーノの家でこの作品についてとことん論議を繰り返し、時には演じながら互いの役を築き上げていったという。

法曹界での悪魔の化身を演ずるにあたって、”現代らしさ”を出そうと必死で考えているところに、キアヌからラストシーンにアルパチーノがおどけて見せる演技のアイデアをもらって悪魔のクレイジーさが出せた、のだという。
「若い頃はオープンじゃなかったが、今は人の意見を取り入れるようにしてるんだ。共演する若手俳優たちも、本当に役に立つ意見を言うことがあるからね。」

・・・演じたのは悪魔だったが、共演するにあたっては天使だったってことかな。
コッテリ味のアルパチーノと爽やか風味のキアヌリーブスの共演は、一見、水と油だけど互いに相乗効果を生んで、見るものを楽しませてくれたのは確かだ。

今でこそ美形若手俳優と共演しているが、昔は・・・

現代こそダイバーシティ(多様性)が叫ばれているが当時の風潮、極端なルッキズムが横行する昔の映画業界が求めていたのは、
”金髪で整った二枚目の顔立ち”であり、

 典型的なイタリア系の顔をしたアルパチーノはその理想像から大きく外れていた。
そのため、どんなアピールをしても業界からは一切声がかからなかったのである。

・・・現代なら、金髪なんてフツーに皆カラーリングするし、メイク技術の向上でかなりのレベルまで”雰囲気イケメン”は出せる。

彼女には困らない独身主義なグレイゾーンのアルパチーノ

アルパチーノさん、結婚は生涯しない主義のようです。未だ結婚歴ゼロ。
10年前に「ボストン・ヘラルド」誌に答えたところによれば、
「結婚というものは”自分には関係のない話に思える」のだそうだ。そうした独身主義を生涯貫いている。

「ゴッドファーザー」で共演した女優のダイアンキートン。
アルパチーノは一緒にいたとき、彼女と結婚したり、重要な約束をすることを拒否し、ダイアンと別れる前に別の女性を妊娠させたりもした。彼は一度も結婚していない。
4人の子供を3人の異なる女性と持っているにもかかわらず(数年前に生まれたばかりの新しい赤ちゃんを含め、再び父親となったアルパチーノは80代なのだ)。
彼は、基本的に、演技に専念していたいため、誰とも長く結婚したり、約束したりすることはなかったと述べた

 ・・・彼がダイアン・キートンと恋に落ちる映画を撮っている最中にも、彼女を置いてローマに行って浮気したってのはマジでヤバいぜ。
ダイアン・キートンは、それでも彼を「美しい、美しい男」だって言ってたね。

その女優ダイアン・キートンは、2025年10月11日に亡くなった。享年79歳だっった。アル・パチーノとは5年間交際していたが、何度かの別れを挟みながら15年以上もついたり離れたりを続けた。
そして1990年にはアル・パチーノが結婚を拒んだことで最終的に関係は終わりを迎えた。彼はその決断をいまも後悔しているというのを最近知った。

2024年に出版した回顧録「サニー・ボーイ」の中で、84歳になった彼はより客観的な視点から、結婚について疑問を呈しているのだという。

・・・言い尽くせない経験や感情からこういっているのだろうが、これこそ正解の無いグレーゾーンなのだと思う。

 

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