マーベル映画の美形スター俳優勢揃いの中で、ひときわ高身長・ハンサムな顔・素敵な声、そしてユーモア感覚まで兼ね備えた完璧すぎるクリスヘルムズワースは、周りから嫉妬されるほどの”北欧神ソー”を演じる特別な存在だ。
まさしく男性ホルモン・”テストステロン高濃度”スコアが滲み出ている素晴らしい男性に見える。
このことが2022年11月に公表している、クリス・ヘムズワースがアルツハイマー病を将来発症するリスクが高いという検査結果が出たことと、大いに関係していると思われるのだ。
プロフィール
Chris Hemsworth オーストラリア メルボルン 1983.8.11生誕 42歳
あまりの完璧さに共演者が”嫉妬”!?
ひたすら好感の塊のようなクリスは実は、映画関係者や周りの人に、とある理由で悪口を言われているというのだ。
それはまさに完璧すぎるからなのだ。
高身長、ハンサムな顔、素敵な声、そしてユーモア感覚まで。
例えば「ゴーストバスターズ」に一緒に出演した女優の中の一人は、このようにまで言っている。
「これまでの人生で、ここまで誰かに”おバカ”であってほしいと願ったことはありません。短所が一つでもあることを願ったのに・・・。」
彼女によれば、クリスはユーモア感覚があまりにも優れており、作家を連れているのではないかと思うほどだとし、「ある日彼が歌を口ずさむのを聞いたことがありましたが、歌まで上手なことにイライラして、自分で知らないうちに”黙って!”と言ってしまいました」とのことだ。
マイティソーシリーズで共演するナタリー・ポートマンからは、その体づくりに萎縮させられて、
「私はおばあちゃんに見えちゃうかも。」と嘆かれたそうな。
”イケメンすぎる”という理由で、嫌われ好かれているクリス
クリスが初めてアベンジャーズのメンバーになった時、
ロバートダウニーjrは、皆に提案したそうな。
「クリスの膝を壊して追い出そう。」
そんなことを言われるぐらい、クリスはみんなから嫌われ、好かれていたのだと。
あまりにもクリスの見た目が”カッコ良すぎた”せいだというのである。
背も高く鍛えられた肉体、顔もカッコよく魅力的なのに、中身も親切でユーモアがありフレンドリー。”見るのも嫌になるくらいのイケメン”だったのだった。
・・・実はここに見落としがたい落とし穴がある。
イケメンの本質。
それは生殖能力が高いということ。女性がまさにざわめく、その本質がイケメンという目にみえる現象となって表に出ているはずなのである。イケメンの”カッコ良さ”というのはまさに、男性ホルモンであるテストステロン・レベルの高さの表れであるのだから。
そして、このテストステロンの高さとは、胎児期に決まると言われている。優性遺伝として親から引き継ぐのだ。さらにテストステロンの高さは右脳などを発達させると同時に、将来の疾患発症のハイリスクにまで高めてしまったりする。
〜賞賛される”イケメン”でいることと疾患発症のハイリスクは、”諸刃の剣”となるようなのだ。
男らしさのダークサイド
テストステロン・レベルを上げるのに躍起になったとしても、それは良い面ばかりでないのである。
そのダークサイドがあることが実は重要なポイントであって、今から述べるダークサイドとセットになって初めて、テストステロンがテストステロンになりうるということなのだ。
生物にとって一番に大切なのは、免疫力なのである。
つまり、病原体と戦う力。
ところがその肝心の”免疫力を抑制する”という作用が、テストステロンにはあるのだ。男は生まれる前から、命取りになるかもしれない物質を自分自身で一生懸命、作り出していることになる。
そのテストステロンをガンガン分泌して、テストステロン・レベルを上げて男としての魅力をアピールする。そう、完璧な”イケメン”を目指して。
すると他方では免疫力を弱めているわけで、病気になっても不思議はない。しかしそれでもそのハンディに打ち勝って元気です、それほど元々の免疫力に余裕がありますよ、ということを示している。
実はこれこそが、優れた免疫力があることを嘘偽りなく証明するための唯一の手段であり、アピールされる側にとっても信頼できる情報になるのである。
〜テストステロンに免疫抑制作用があるのは、おそらく偶然ではなく、こういう背景があるからこその必然だと思われるのだ。
・・・これって”タバコを吸う行為”に、ある意味共有するような論理が見出されるかもしれない。というのは、
身体に良くないものをわざわざ取り込んで(タバコを吸って)、
それでも、ほら、元気だよ。
とかいう論理だろうか?!
男が女より長生きできない最大の原因は、高いテストステロン・レベルにあることは間違いないようだ。
それで、睾丸摘出、去勢する人もいるようだが・・・。
お前の横にいるとブサイクになる
アイアンマンとして一緒に呼吸を合わせたロバートダウニーJr.に、
「お前の横にいるとブサイクに見える」
と、最初に会った時からクリスに対して嫉妬心に囚われていたと打ち明けている。
「とてもハンサムで、背も高くて気に入らない」と。
アベンジャーシリーズの監督であるジョー・ルッソ監督もこのようなクリスの完璧さについて、「アベンジャーズ/エンドゲーム」のインタビューで、一言コメントしている。
「クソ野郎」と、完璧すぎて嫉妬すると冗談混じりの言葉を吐いて、
クリスを指差して「遺伝子の宝くじに当たったようだ」と言ったのだった。
・・・親から引き継いだ類稀な素晴らしい遺伝子のお陰で、今の彼の完璧さがあるようだと投げかけたはずのコメントだったが。
このコメントに関連したことではなく、
のちに、最先端の科学研究に基づき人間の体の可能性を発見する、という内容のプロジェクトに参加することになるのだった。その一環として、
クリスが一連の遺伝子検査を受けた結果
クリスヘムズワースが、一連の遺伝子検査を受け、
検査の結果、自身が「APOE4」と呼ばれる遺伝子を両親からそれぞれ1つずつ受け継いでいることが発覚した。この「APOE4」とは、アルツハイマー病になる可能性を高める遺伝的素因だそうなのだ。
クリスはこの検査結果でのリスク発覚について「この遺伝子を2つ持っている人は1,000人に1人か、10,000人に1人かも」と極めて希少なことを語った上で、「この結果、僕は一生のうちにアルツハイマー病を含む神経変異疾患と闘う可能性が(一般の人よりも)8倍〜10倍高くなった」ことを説明したのだった。
米バニティ・フェア誌のインタビューで衝撃的事実が発覚した瞬間を振り返り、
「それを聞いて、休みをとりたいと思ったんだ。今回遺伝的素因が分かったことについては前向きに考えている」とクリスは言った。
また、彼の祖父がかつてアルツハイマー型認知症と診断されていたことを明らかにしている。
新作の宣伝ツアーなど、現在契約している仕事が終わり次第、俳優休業に入るようだ。
妻エルサ・パタキーさんと3人の子供と過ごすため、オーストラリア・バイロンベイの自宅に戻る予定である。
MCUで最もハンサムだ!
ドクター・ストレンジを演じたベネディクト・カンパーバッチからは、
「MCUで最もハンサムだ」
と言われ、ワンダ役のエリザベスからは、
「私の頭より大きい腕の筋肉を見つめてしまう」
ピータークイル役のクリスからは、
「僕は隣に立たないといけないし、もう筋トレしないでくれ」とコメントするほど、隣に立つのが嫌になるくらいのクリスの肉体美。
さらに、クリスと同じく”最もセクシーな男性”に選ばれたアントマン役のポールは、
「クリスに初めて会った時は絶望しました。僕はアントマンを演じるために長年、完璧な食事・毎日の辛い筋トレ・アスリートのように徹底的に作り上げた体、その体で堂々と現場入りしたポールはクリスを見た瞬間、「頑張ってきた意味とは?」言葉を失ってしまったのだそうな。
クリスを担当するスタントは、クリスの体が大きくなるたびに、同じように鍛えて大きな体にしなければいけないことにプレッシャーを感じているのだと。
職業別テストステロン・レベルテストから見た”最も男らしい職業”
クリスヘムズワースをはじめ、マーベル映画出演者が競って体づくりに励んで、男性ホルモン・テストステロン・レベルを上げよう(イコール、イケメン度を上げる)としているようだが、ここに興味深い調査結果が挙げられている。
テストステロンのレベルを調べるには、かつては血液検査が必要であったが、現在では唾液をちょっと採取すれば事足りるようになったようだ。
ここに職業別テストステロン・レベルを調べた人たちがいる。米国の心理学者、J・Mダブスらなのだが、彼らは7種類の職業の男性86人を調べた。
・医師(神経科と神経外科)
・消防士
・NFLのフットボール選手
・セールスマン(重土木機械販売)
・大学教授(芸術系と理科系)
・聖職者(キリスト教牧師)
・俳優(舞台俳優)
このうち、テストステロン・レベルが一番高かったのは「俳優」で、「聖職者」が一番低かったとの結果を得た。
・・・役の争奪戦(オーディション)や、役になりきるために、テストステロン・レベルは上がるのだろうか?と思った次第だ。
”ソー役”、”アントマン役”、”ロキ役”、”アイアンマン役”・・・etcには、相当のテストステロン・レベルが必要とされそうだ!
・・・だけど、男らしさのダークサイドには、くれぐれも御用心。
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