メリル・ストリープのマディソン郡の橋の演技で涙ちょちょ切れる

 数多い彼女の名演技で彩る出演作の中で私のイチオシ、
マディソン郡の橋」(1992)を紹介するよ。彼女ホントに上手い!!

その彼女とは、名女優メリル・ストリープ也!!

この名作はキャスティングこそ命!

この映画制作決定時に、そのメイン・キャスティングにおいて、
”誰が演るのか”
”誰に演じてもらいたいのか”と、
とても話題になっていた作品なのである。

 最終的にはメリルが演じることに落ち着いたわけだが、数多くの有名女優、演技派女優が名乗りをあげ、当時「いとこのビニー」が高評価で勢いづいていたマリサ・トメイが読者票では最有力と言われていたが、実際にはイザベラ・ロッセリーニを念頭にして話が進められていたようである。
 その他に候補に上がった女優さんたちも錚々たるメンバーで、アンジェリカヒューストン、ジェシカラング、スーザンサランドン。
 シェールまでもがも候補に挙がっていたようだ。

プロデユーサーであり主演のクリントイーストウッドのインスピレーションにあったのはメリルであり、彼女に出演以来のラブコールをしかけたそうだ。
 製作陣には、イタリア語訛りのセリフを、クールな役どころが多いメリルが果たして情緒一杯にこなせるのかを心配する声が上がっていた

 数ある名乗りをあげた男優(最有力はサム・シェパード)の中から、主演は
これまた名優クリント・イーストウッドが監督業と合わせて先に決まっていたようだ。このストーリー中の彼のつぶやき

「マディソン郡の橋」にて、いつまでも心に残る名ゼリフ

「たった4日間で、自分の人生を決めてしまうなんて!」

は、映画史上に残る名ゼリフで今でも多くの人の心に残っている。

 この作品では、メリル・ストリープが田舎に住む専業主婦でイタリア系アメリカ人のフランチェスカを見事に演じていた
(アカデミー賞主演女優賞ノミネート)

 夫と子どもたちが家を空ける4日間に、フランチェスカは偶然出会ったカメラマンに恋をする。日々の雑用や友人付き合いの地味な自分の人生とは対照的に、世界中を撮影して生活する彼(クリント・イーストウッド)に心惹かれるのだ。

 ・・・自分の人生は家族の為に捧げてきたフランチェスカが、果たしてどのような選択をするのか。
 彼女の死後に、子供達によって明かされた”真実の恋心”の冒頭から

 ラストの雨の中の車のシーン、泣かされるねー。
涙ちょちょぎれる、とはこのことだね。

映画「マディソン郡の橋」とは

 世界的ベストセラーとなった同名の小説を基盤としている。

 ロバート・ジェームズ・ウォラー著で、
”不倫”をテーマにした大人のラブストーリーである。フランチェスカ(メリル・ストリープ)の子供たちが成長して母の日記を発見して読むというスタイルでストーリー展開されている。

プロフィール

Meryl Streep, 米国 1949.6.22生誕、現在76歳
スイス、ドイツ、アイルランド、イングランドの血を引くオランダ系アメリカ人

1978年、最愛の同僚俳優ジョン・カザール氏を肺がんで失っている。

 メリル・ストリープは、アカデミー賞の常連としても知られ、数々の賞を受賞している。彼女の演技は、その高い演技力と役柄へのなりきり感で、今も世界中の観客を魅了し続けているのである
 映画「マーガレットサッチャー 鉄の女の涙」(2011)でも、
桁外れの”なりきり方”だった。

・・・彼女の出演作の中で、私の次点推しは
ミュージック・オブ・ハート」なのだが、
なんと言ってもメリルを抱きしめてあげたくなる、この「マディソン郡の橋」が、ダントツイチオシだろう!

メリル・ストリープの演技評価

 メリルの演技スタイルとしては、
役に成りきるために事前には徹底したリサーチを行い、台本はあまり読み込まず数回程度で、その場の感覚で演技を作っていくタイプのようだ。

だが、我が尊敬する映画評論家ポーリン・ケイル氏によれば、

「監督に自分の演技を委ねることなく、カメラ前で作りすぎて演技し過ぎてしまう」と辛口批評されていて
 トランプ大統領からは、”最も過大評価された女優”とは言われるものの
(メリルが「無礼は無礼を招き、暴力は暴力を招く。権力者がその地位を使って他者をいじめたら、私たちは全員負け」と述べてトランプ批判したことに対しての返礼とみなされる)

 何といっても、その演技力はずば抜けており
更新不可能と言われたキャサリン・ヘプバーンの持つアカデミー賞ノミネート回数の記録を23年ぶりに塗り替える21回ノミネートされており、これは俳優としては最多の記録である。
 なお、ゴールデングローブ賞になると8回受賞(34回ノミネート)している。

・・・もう誰も到達できない。凄すぎる!

メリルストリープの出世作

 彼女の出世作として「クレイマークレイマー」(1979)を挙げたい。
その年のアカデミー助演女優賞を受賞し、トップ女優の仲間入りを果たしている。
 
・・・しかし、この映画の共演者の名優ダスティ・ホフマンにカメラの回ってないところで、言われなき暴力行為を受けていたことが近年明かされているね。
 私もこの事実の公表には、耳を疑うようなところがあった。
しかし、オーディションで妻役に抜擢してもらったのもダスティンの一言のおかげだし、その一件があってのことか真に迫る演技が引き出せたというのもこの作品ならではの見方としてはアリなのかと思ってしまう。
 

 メリル・ストリープの最近作は

 2006年公開の第1作の続編「プラダを着た悪魔2」
再び世界中の女性の憧れである一流雑誌の編集長ミランダ役を演ずる
 言わずもがな、期待大だね!
 

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